土中塗りのしかたノレン技法

久しぶりにノレンを使った中塗りをしましたので紹介させていただきます。
仕上がった壁と柱の間に入るひび割れをチリ切れといいます。
原因は乾燥不足で塗り工程をすすめたり、経年変化で柱がやせてくることなどがあげられますが、そのチリ切れの対策として、ノレンと呼ばれる部材を柱に打ち付けチリ際に塗りつけた土とノレンについているメッシュを一体にすることによりひび割れをなくす技法です。
柱に墨をだして、その墨にならってノレンの竹ひごを釘うちし固定し、またチリ廻り塗りと手間が要り、最近ではコストもかかるためだんだんとなくなってきた技法ですが、今回玄関まわりの壁ですることになったので紹介いたします。

先人の知恵
このノレンが今の完成形になるまで色々な試行錯誤があったんだろうなと思います😌

 

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